【豆知識】ハンコの歴史について

【豆知識】ハンコの歴史について

ハンコの起源は紀元前7千年以上前のメソポタミア文明まで遡ります。旧約聖書にも印にまつわる記述が複数あり、キリスト教と共にヨーロッパを中心に発展したとされています。一方でシルクロードから中国に伝わり、後漢王朝時代に日本へはじめて伝わる事になります。

現存する日本最古の印鑑として有名なのは歴史の教科書にも載っている金印「漢委奴国王」です。
その後、時を経て日本独自のハンコ文化が発展。最初は政府や地方の支配者達の公印として広がりましたが、次第に私印が流行し始める事でバリエーションも増え、ハンコは芸術的な意味合いも持つようになります。
現在の印鑑制度の原型となる「印鑑登録」を制定したのは、明治政府で、現在に至ります。

何でもかんでもハンコが必要というのも今のデジタル社会においてナンセンスだと思いますが、重要な契約や書類には公式に登録されたハンコで押印・捺印する方が良いし、一般使用するシーンでも便利だから使うという場合も多いのではないでしょうか?

ハンコ
① ハンコは信用度が上がるツール
重要な契約や書類には印鑑登録されたハンコ(会社でも家庭内でも厳重に保管)を用いる事で信用度が上がる。
② ハンコは利便性があるツール
手書きよりキレイで早く、色々な書類に押す事が出来るので印刷より汎用性があり効率的。
③ ハンコは芸術性があるツール
ハンコの歴史にもある様に自分自身を示す道具として材料も石や宝石、金などで作ったりデザインも様々。海外でもCool Japanの代表として人気があります。

印友舎ではハンコの利便性、デザイン性など皆様が積極的に使いたくなる様な仕事や生活をもっと効率的にする商品の開発、提案を続けていきたいと思います!
ブログに戻る